毎日の食費を節約する4つのコツ

光熱費や物の値段が上がり続ける今、主婦がまず最初に節約を考えるのは「食費」ではないでしょうか。そして取り組みやすいのもまた、食費です。
では、食費において何をどのように節約したら良いのかをご説明しましょう。

節約
photo credit: Blue And Pink Piggy Banks via photopin (license)
 

目次

1.買い物に行く頻度

買い物は週に何回行きますか?週末に1週間分を一度に購入する方もいますし、毎日買い物に行っては特売品を買う方もいるでしょう。どちらが節約に繋がるでしょう。それは、どちらでもありません。
毎日とも、週末とも決めずに、冷蔵庫の食材が空っぽになったら行けば良いのです。そして、その時に安い物を買うようにしましょう。そうすることで、冷蔵庫や冷凍庫にある食材を無駄なく使い切る事ができる=食費の無駄を無くす事に繋がります。

 

2.食費の使い分け

では、一度にどれだけの量を買えば良いのでしょう。それは、設定した予算金額によります。家計の収入はそれぞれですので、一概にいくらが良いとは言えません。ただ、理想としては収入金額の15%くらいがちょうど良いとされています。この金額には、お米や調味料、酒類も含みます。
月の収入が30万円の家庭であれば、45,000円以内が理想の金額となります。

そこから月に出る大きな出費であるお米代を取ります。我が家の場合は、小学生の娘2人と両親の4人家族で、月4,000円としています。残りのお金41,000円を5等分にすると1週間分が8,000円強となりますが、ここで節約のポイントです!
1週間の食費を7,000円と設定しましょう。そうすれば、残りの金額6,000円を貯金に回す事が出来るのです。

買い物に行く際には、1週間をさらに分け、「〇日分を買うからいくら持って行く」と言うように、お財布に入れるお金を制限してしまえば無駄買いを省く事ができます。
食材の場合、どうしても買わなければならない物以外は、いくら安くても買わないで困るという事はありません。逆に、安いからと大量買いをしてしまえば、結局は余らしてしまう=損をすることになります。安いから買っておこう!という考えを捨てましょう。

 

3.調理の工夫

買ってきた食材を無駄なく使い切るには、調理の工夫が必要です。まず、生鮮食品は小分けにして冷凍保存します。1回に使う分ずつをラップに包めば、使う量が限られます。それでも、食べる際には差しさわりがないものです。解凍した分で出来る料理を考えましょう。

また、「節約レシピ」をうまく活用するのもポイントです。

こちらの本では、どの家庭にもある余った食材を活用した節約レシピが紹介されています。どれも簡単に作ることが出来るレシピなので重宝している一冊です。

 

4.リメイク料理

夕飯のおかずが残ったら、どうしますか?翌朝のおかずとして出しても、家族は嫌がり結局は食べてくれない、ほんの少しだけ残ったから捨てる、無理にでも食べきって残さない・・・。これでは、食費が非常に勿体無いと思うのは私だけではないはずです。
そこでおすすめなのが、リメイク料理。残ったおかずを再利用して、別のおかずに変身させてしまいましょう!

例えば…

  1. おでんや筑前煮は、刻んで炊き込みご飯やお好み焼きの具にする
  2. カレーはだし汁と混ぜてカレーうどんや、洋風だしでのばしてカレースパゲティにする。
  3. 唐揚げやハンバーグは、親子丼風にする。
  4. お味噌汁は牛乳とチーズをプラスしてカルボナーラ風のスパゲティにする。

 

調理法で節約をしようと思うのであれば、それなりに経験が必要です。続けていれば、アイディアがどんどん浮かぶようになり、節約しなくちゃ!と意気込まなくても、無駄のない調理術は自然と身に付きます。すぐに出来ないからと諦めず、焦らずに、コツコツと努力することが将来的に大きな節約に繋がるでしょう。
そして、あまり窮屈に考えず、節約できたらたまにはご褒美に外食をする等、節約に意欲が沸くような目標を立てるのも、上手に節約する方法のひとつです。

 



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