徹底検証!コードレス掃除機ってどうなの?
手軽で便利!でもパワーがない・・・という印象を受けるコードレス掃除機、その実態は?
目次
コードレス掃除機のメリット
A) 部屋をまたがって掃除をする時に、いちいちコードの差し替えが必要なくて便利。
B) 小回りが利くため、テーブルの下やトイレ等、細かい部分の掃除がしやすい。
C) コードが家具にひっかかる心配がなく、物を除けずに掃除ができる。
D) コンパクトで軽く、持ち運びが楽。階段や車など、手軽に持って掃除ができる。
E) 軽いので赤ちゃんを抱っこしながら片手で掃除ができる。
F) 子供が掃除中にじゃれて掃除機に乗ったり、コードに絡まって来る煩わしさがない。
G) 小さくスリムなので、出しっぱなしにしても邪魔にならない。
H) 使うたびに組み立てる必要がない。後片付けも簡単。
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パワーがない?!
通常の掃除機に比べると、パワーの面では落ちるという意見が多いのですが、実際に使ってみると目に見えるゴミはきちんと取れます。毎日の掃除機がけにパワーが足りない!!という不満は心配ないでしょう。
しかし、細かい畳の隙間や、カーペットに絡みついたゴミを掃除機で取りたいという場合は、少々難しいかもしれません。
充電時間と連続使用時間
コードレス掃除機は充電が必要ですが、充電した時間を連続して使えるわけではありません。メーカーや、使う時のパワー(強・弱)によっても使用できる時間が異なってきます。
充電時間は30分前後~4~5時間と幅は広いのですが、連続使用時間はだいたい30分前後という物がほとんどです。
リビングの掃除機をかけるのに、通常10分程度でしょうか。家の部屋数が多く、すべての部屋を一度にかけたいという場合は、足りないかもしれません。
コードレス掃除機のデメリット
A) コンパクトな分、ゴミの収容量も小さい。パックであれば、短期間で交換する必要がある。
B) 長時間の連続使用には向かない。
C) 数年に一度、バッテリーの交換が必要である。(使用頻度による)
バッテリーの寿命
1回10~20分程度の掃除を毎日したとして、ほとんどのコードレス掃除機は2年単位でバッテリーの寿命が来ます。買い替えると単価で2万円台が多いのはデメリットであると言えるでしょう。
コードレス掃除機本体が2~3万円なので、買い替えた方が良いと考える人が多いのも事実です。
上手に使いこなすポイント
手軽で便利を売りにしているコードレス掃除機は、上手に使うポイントを抑える事が大切です。そのポイントをいくつかご説明しましょう。
A) コードレス掃除機はリビングで毎日の掃除に使用。週末には通常の掃除機で隅々まで掃除をする。
B) 階段、玄関など、細かい場所専用として使用する。
C) 子供の散らかしたゴミをさっと掃除するため、リビングに出しっぱなしにして使用する。
まとめ
コードレス掃除機とは、簡易型掃除機であると捉えましょう。吸引力を求めるのであればダイソンが有名です。しかし、パワーがある分連続使用時間が短いのが難点。さっと掃除するだけと考えてマキタやパナソニックを使用する場合は、通常の掃除機ほどの吸引力は期待が出来ません。
私も以前、子供が小さい頃に使用していましたが、非常に便利でした。お菓子の食べこぼしをさっと掃除できたり、子供を抱っこしながら片手で掃除できたりと、大活躍でした。
上手に使いこなすポイントを抑えながら、用途に応じて通常の掃除機と併用してみてはいかがでしょうか。
